別府の竹細工体験(銀座・坐来)
今回は大分の地を離れ、東京・銀座にある
大分県のアンテナショップ兼レストランの「坐来」にて
別府の竹細工ワークショップに参加してきました。
大分には本格的な職人用の竹工芸訓練センターはあるのですが・・・
大分県では、素敵な竹細工はたくさん販売されているのですが・・・
大分にいても一般人が竹細工を体験する機会はそうそうありません!
そこで、別府の竹細工職人さんを講師に迎えたワークショップで
竹細工体験をしてきたのです。プログラムはこんな感じ。
1.竹細工の講義
2.竹細工の体験(アロマディフューザーを作ります!)
3.坐来でのお食事
竹細工はゼロからではなく途中からスタート!
(↓ここまでは先生が作ってくださいました。初心者が最初から
作ったら、時間内にプログラムが終わりません、、)
奥に見える、水のスプレーで竹を湿らせながら竹細工をしていきます。
竹が乾燥すると、堅くなってしならなくなり、作業がしずらいのです。
こちらのハサミで、末端を処理していきます。
先生の指導のもとに、白いビニールひもを外し、
順番に竹を組むというだけなのですが、だんだん混乱してきます・・・
作業の工程があっているか確認したい生徒達が多く、
先生大忙し。
だんだん、それなりに形になってきていますね。
末端の処理をしていく段階です。
上に飛び出た部分を、下の方に組み入れて、端の部分をハサミでカットします。
そして、丸くなったら、また水スプレーを全体し、
手のひらで「まぁるくなあれ」と形を整えていきます。
で、一応なんとか形になりました・・・
(写真左)先生作 (写真右)筆者作
比べてみると、なんか、だいぶ違いますね・・・
編み目も、高さも・・・
同じ材料使ったはずなのに・・・
でも、丸っこくて可愛くできた!ということにいたしましょう。
(自宅に帰って、編み目を少し修正しました)
大分で竹細工をみると、素敵さ、高級さに圧倒されます。
お値段もそれなりにします。
でも、こうやって実体験してみると、結構難しく、
素人が、チャッチャと作れるようなものではありません。
竹細工に使う、材料の竹の採取から、処理まで手間暇と
丁寧な作業工程、高度な技が欠かせません。
職人さんの手作業は素晴らしいんだな、
お値段だけの価値があるんだなということを実感しました。
さて最後に、大分の食材での昼食タイム。
<郷膳>
(中央上)りゅうきゅう 豊後水道平政 味一葱 長命草
(中央角皿)三隈川鰻ざく 夏みかん
(右上)豊後牛 辛糀味噌焼き 狭間蕃茄煮
(左下)玖珠ひとめぼれ
(左中央)香乃物
(右下) 留椀
甘味ー杵築ほうじ茶プリン
ものづくり作業の「達成感」を感じつつ、
大分の新鮮な地のものをいただけて贅沢な土曜の午後となりました。