七島藺のミニ畳&リース作りワークショップ
今や大分県国東半島でしか作られなくなった貴重な畳表の材料、七島藺(しちとうい)。琉球畳の材料に使われたり、今や希少な高級品です。イグサとは別の草のようです。その七島藺を使って、ミニ畳作りと、クリスマスとお正月飾りにも使えるリースづくりのワークショップが、昨年冬に開催されました。(ミニ畳、リーズの完成品は↑。ランチョンマットはお土産)
こちらがディスプレイされていた七島藺の畳表。
その他の工房の作品
自宅に七島イのサンダルがありますが、すごく足裏が気持ちいいです。大分は日田の宿に泊まった時に、そこで使用されたサンダルを2足購入しました。
七島イの説明はこちらから↓
ミニ畳作成
畳は、好きな布でヘリを手作業で整えて出来上がり。といっても、細い釘?画鋲?を打ったり、端を処理して布をかぶせたりと、それなりに手間暇かかります。
こんなにたくさんある布からヘリを選びます。
今回は、お正月飾りを載せることを意識して、赤いヘリにしました。
本日の作業材料と道具(作業前)
(作業後)
こちらは、鋲を打って、ヘリの処理すれば、わりと簡単に出来上がりました。まぁ、畳自体を編んだわけではないので😅
リース作成
それよりも大変なのはリースづくり。まずは、七島藺を編んで締め縄のようにします。ペア組んで二人掛かりで編みます。かなりの力仕事です。編み方が難しい💦💦
編み終わったら、形をととのえて、針金で飾りを中央にくるようにつけて出来上がり。
最終形は、冒頭の写真。
今もその時作った、ミニ畳と、リースが家の中に飾られています。
ミニ畳は、お正月の寅さんの台になっていたのですが、今はいろんな「動物」たちに占領されています。例えば、このブログのプロフィール欄のお写真にある、ウォンバットとか。また、真ん中の飾りもさほどギラついていないのでリースも季節問わず馴染んでいます。このリース、以前都内の和雑貨屋さんでみたら、5000円以上とかしていました。素人の手作りだけあって、売り物よりも完成度は若干ひくめ??かもしれませんが、遠目にはそっくりで、お得です❣
さて、その日の、ワークショップ後のお楽しみランチは次に投稿します。